過敏性腸症候群(IBS)について

みなさんこんちにわ。

今日は過敏性腸症候群(以下IBS)についてお話ししたいと思います

まずIBSについてですが、2018年現在でもまだ医学的な根拠に基づく原因はわかっていません。

検査で炎症や異常がみられないにも関わらず下痢と便秘を繰り返し、腹部の痛みやおなかの張りが特徴的な症状で、併発として私の経験上頭痛をきたすことがよくあります。

年齢はおおよそですが20~40代くらいで好発し、比較的女性に多いと思います。

この疾患の影響として

  • 「便意をコントロールできないため外出や会社、学校に行くことにすることに後ろ向きになる」
  • 「自分にとってマイナスなものを視覚や聴覚から認識するとすぐにおなかが痛くなる」
  • 「感情自体がネガティブになる」

などが挙げられます。

先ほど原因はわかっていないと書きましたが一番可能性があると言われているのがストレスです。

私の友人にも患者さんにもこの症状を持っている人はけっこういまして実際IBSによる腸の薬を飲んでも効果があまりでてないんですよ

基本的に原因不明なものでありましてどうしてもお医者さん泣かせなんですよね。

中には腸洗浄までしたけど変化しないって方もいました。

この施術をするたびに

人間の脳と腸って本当によく繋がっているなと思いますね。

ある人は「腸は第二の脳だ!」っていうくらい腸ってすごいんですよ。

話に戻りますと、ストレスが原因って言われてもじゃあどうすればいいの?

普通そうなりますよね。仕事も変えるわけにもいかない、家族や仲間、環境を変えるってなかなか難しいことですし、不可能なことのほうが多いと思います。

私も学生時代の過酷な勉強時間とストレスでIBSや迷走神経反射なども経験しましたが

だからといって学校を変えるとか環境を変えるって容易ではないんです。(いい友達が多かったので変えたとも私は思いませんでしたが)

ここで私なりの解決法を一つ提示いたしますと

 

ずばり!

 

「腸を強くする!」です!

実はこのIBSをお持ちの方、食生活が乱れている方が多いのが特徴なのです。

食生活といっても毎日の3食を変えるだけではいけませんよ。

間食やおやつなどにも私は目を通します。

さらには辛いのが好き、甘いのが好きなどその方の好食傾向も診察では使います。

中にはめちゃくちゃ食生活がいい人もいますがその方はちょっと違った指導をしますね。

これは大雑把な指導方法でして詳しくは個人に合わせて行います。

その人その人に適切な指導方法が大事でしてうちにはマニュアルなんてありません。

ですので他のところより少し長めの問診時間を頂いておりますのであしからずご容赦ください。

さてここまでは簡単な説明と指導内容を説明してまいりましたが今度は施術方法です。

IBSの施術方法

イメージは生活指導で皆さんに胃腸を強くしていただき、私は胃腸を整えるってかんじですかね

胃腸を整えることって実は鍼灸はとても得意な分野なのです。

施術も細かなことは人によって違いますし、使うポイント(ツボ)も違いますのでこんなかんじなんだーって見ていただければと思います。

まずは背中からです(これはほぼどの患者さんにも同じです)

背中にある胃、腸、腎などのツボを刺激して内臓の血流をあげます。

次におなかを中心に仰向きで鍼を行います。

それと同時にオデコやおなか回りを主体に灸を行います。

オデコの奥には前頭葉、扁桃体といった脳の一部があります。

ここを灸で刺激しトラウマの克服や脳血流量などを増加させ腸への過敏な反応を抑えます。

あとは秘密の隠し味をつけて施術終了!ってかんじですかね。

ざっくりですがこんなかんじです。

IBSって年々増えています。

高速道路のあおり運転件数が半年で6000件以上摘発されているとおり現代社会はストレスを抱えてみえる方が大変多くなっています。

過剰なストレス、方向性の違うストレスは身体の異常をきたし、精神を侵します。

自分で解決する方法も大事ですが私達専門家にも是非ご相談ください。

また違ったご提案や方向性などを提示できると思います。

あ、灸が初めての方もいらっしゃいますがうちの灸は日本で数件しか扱っていない、また私自身が丹精こめて作ったお灸を使用します。

詳しくはホームページをご参照ください。

ではまた呟きます。ありがとうございました。

上部へスクロール