怪我を多くする人としない人の差

こんにちわ!ほっぷ鍼灸整体院の吉川です。

先日久々に雪山に行ってきました。

雪といっても人口雪で場所も愛知県ですのでガチンコの山じゃないのが残念ですがね。

それでも子供たちは自粛ストレスか大はしゃぎ!

親もここぞとばかりにストレス発散してきました。

しかしとんでもないものをお土産で頂きました。

ただならぬ筋肉痛・・・

雪の足場だとやはり大腿四頭筋にとんでもない負担が来るようです。。

身をもって勉強することができました!(泣)

でも心はとてもリラックスできました。

山は最高ですね!!

さて今回は怪我をする人としない人の差です。

そんなの運じゃん。大半の方はそう思うでしょう。

正確には怪我をたくさんする人としない人の差なのかもしれませんが、ここには決定的な差があります。

また身体の柔らかさや骨格、体格などの身体的な理由は今回は無しで考えています。

そりゃ身体が柔らかければ怪我をしにくいものです。

あくまでケガに対する考え方、思考を主に伝えていきます。予めご了承ください。

でははじめましょう!

1, 脳で差が開く

私にとって怪我をする人としない人との決定的な違いは脳だと思っています。

厳密にいえば怪我するラインを知っているか知らないか。ということなんですが。

ちょっと遠回りになってしまいますが、まず人間の身体はどうやって動いているのか?というところから消化していきましょう。

① 視覚、触覚、嗅覚などの五感で行動を決める
(例、ほしい物が目の前にある)

② 感知後は脳が必要か否かを判断する

③ 必要な場合脳から脊髄に指令がでて、脊髄から神経を使って筋肉を動かす。
(例、目の前にあるほしい物に手を伸ばす)

この①~③が一連の動きになります。

特に③が私たち業界人にとって重要な項目となるのです。

結論から言うとケガをしない人は③のあとにあることが脳内で起きます。

それは

この筋肉を使って大丈夫か?という判断です。

これを私はボーダーラインと表現しています。

怪我を多くする人はこのボーダーラインがない人が非常に多いです。

逆に怪我をしにくい人はボーダーラインを必然と持っているのです。

ではなぜボーダーラインを持っている人と持てない人がいるのでしょうか?

これは育ってきた成長環境が大いに関係があると考えています。

これも例えばの話になってしまうのですが、両親の不仲、三人兄弟の真ん中、人一倍お多感な思春期を迎えている女子などが多い印象です。

この子たちには共通点があります。それは私を見てほしいという感情です。

自己顕示欲の強い感情は自然と行動に出ます。

子供が熱を出した時に甘えたいという感情に似ていますね。中にはわざと怪我をして注目を浴びたい子供もいるくらいです。

最初は気を引くためにわざと怪我をして心配をされたい。そう思っていたのにいつのまにかそれが癖になり怪我が多い体質になってしまった。そんな過程も現実に存在します。

子供のころの意識というのは大人になっても顕著に表れます。

その結果自分のボーダーラインがわからなくなり怪我体質になってしまう。

これが怪我をしやすい人の特徴の一つです。

2, 内臓で差が開く

これも持論なんですが私は多くのスポーツに携わってきました。

その中で怪我をする選手としない選手との差であきらかに差があることが分かりました。

実は内臓なんです。

怪我をしやすい選手の特徴は内臓の疲労にあると私は考えています。

スポーツは筋肉や靱帯など表面の話だけだとみなさん勘違いしていますが内臓も立派に関係しているんですよ!

まず筋肉痛で考えてみましょう。

筋肉痛とはオーバーユースによって疲弊した筋肉を回復させるために激しい運動をした次の日に来るあれです。

生きていれば一度は経験があるんじゃないでしょうか。(痛いですよね・・・)

この筋肉痛、加齢とともに次の日にくるばずが、二日後にでるなんてのは年齢あるあるです。

でもなんで年を取ると二日後に来るのでしょうか?

それは血液が大きく関係しています。

筋肉が疲労を起こした場合、体の修復力が働きます。

この修復力を活性化させるのが血液なんです。

まとめると、疲労した筋肉に血液を送って修復させる。また血液を送っている際に筋肉を再生させようとするときにダルさを感じるのが筋肉痛の正体です。

スポーツ障害や外傷なんかも同じ原理です。

ここで問題なのが、血液を送ったり、蓄えたり、質の高い血を作るのはなんでしょうか?

そう。内臓です。

怪我を反復して起こしてしまう人は内臓の弱さも原因の一つなんです。

これはスポーツだけでなく慢性的な症例にも当てはまります。

全然肩こりが治らない、昔から腰痛と付き合って生きている。そんな症状の方は一度内臓に着目してみるとまた違う結果がみえてくるのではないでしょうか。

今回は少し込み入った内容になりました。

脳と内臓。これらもケガに大きくかかわってくることを少しでも理解してもらえたらうれしいです。

またこれらの解決法としても色々今後ブログに挙げていきたいと思います。

ではまた!

Scroll to Top