憂鬱な6月を乗り切るには?

こんにちわ!ほっぷ鍼灸整体院の吉川です。

5月に入りだいぶ暖かい日が出てくるようになってきましたね!

長いGWが終わりみなさん次第に五月病と呼ばれる症状になってくる方もいらっしゃると思います。

そんな五月病に追い打ちをかけるように6月から湿気も重なり我々人間は非常に落ち込みやすくなる時期になってきました。

また6月になると体調を崩される方も少なからずおられます。

6月になるとやる気が起きない、頭がぼーっとするといった方が大変多くなります。

そりゃGW明けですし仕方ない部分もあるのですがそれだけではありません!

この憂鬱になりやすい5月、6月を乗り切る3つの策をお伝えできればと思います!

6月を乗り切る3つの策

1、湿邪を防ぐ

そんな方々に要注意なのは湿邪です!

湿邪とは簡単に言ったら湿気なのかもしれませんが、あくまで東洋医学的な所見によると邪気と呼ばれるものです。

症状は分かりやすく言うと湿気に伴い、身体の水分量のバランスが崩れ、血管の収縮を阻害し血流に支障がきたす(主に停滞させる)といったところでしょうか。

その結果血流が停滞することになり脳への血流量や酸素量の低下させ、やる気の低下、モチベーションの脱落、意欲の減弱などの要因をもたらします。

まさに五月病ですよね!

またあくまで邪気が体に入ってくるため体調が悪くなると感じられる方も多いと思います。

そんな湿邪に振り回される方々に是非お勧めしたい対策が・・・

「体中の首を隠すこと」です!!

厳密に言えば外気に首の付く部分を触れさせないようにする。とお伝えするほうが正しいかもしれません。

首とつく部分といえば単純に首、あとは手首、足首となります。

これらを完全には難しいかもしれませんが意識的に外の風を受けさせないようにしてほしいのです。

具体的にどういったことなのか。

①首でしたらマフラーはさすがに時季外れなので、スカーフ。

②手首はこの時期から着だす7分丈のTシャツではなく手首まであるようないわゆるロンティー。

③足首はクルブシソックスではなくふくらはぎなどを覆えるような長めの靴下。

これらが湿邪を身体に入れないようするためには重要なグッズとなります。

他にもあると思いますが簡単にできる方法でしたらこんなものが有効かと思います。

どうしてもジメジメする時期なので抵抗があるかもしれませんが少し意識してみてください。

湿邪を防ぐこと。それは快適な6月を過ごすためにどうしても避けて通れないものなのです!

2、食べ物を意識する

6月は春と夏の境目になります。いわゆる季節の変わり目です。

東洋医学の古代文献で最も有名な黄帝内経(こうていだいけい)と呼ばれる現代でも鍼灸師にとって教科書のようなものがあります。

その黄帝内経の中に五行とよばれるものが存在します。

この五行とは肝、心、脾、肺、腎の五臓。胆、小腸、胃、大腸、膀胱、心包の六腑が中心に書かれ、黄帝内経にはそれぞれの性質や相性、適応などをまとめたものが記載されています。

その中で6月は季節で言うと長夏と呼ばれるものに分類されます。

長夏と呼ばれてもよく分かりませんよね。

まあ春と夏の境目と思ってもらえればOKです

この時期は後でも話しますが夏への準備期間としてとても重要な時期になります。

身体も寒い季節から暖かい季節に向けて変化してかなければなりません。

それゆえにどうしてもバランスを崩しやすくなっちゃいますがね。

前振りが長くなりました。

では、ズバリお答えしましょう

この時期に食べてほしい食べ物とは・・・

赤、黄、緑の食べ物です!!!

先ほど書いた五行に五色というカテゴリーが存在します。

それらから導き出し、更に私個人の経験も基に出した結論が赤と黄緑色の食べ物です。

また季節によってとれる旬なものも摂取するとよいためこれらを合わせて具体的なもので言うと・・・

・アスパラ(マヨネーズなしで塩がおすすめ)
・さくらんぼ
・キャベツ(レタスもいいがキャベツが好ましい)
・にんにく
・うめぼし
・ウニ
・もずく
・ししとう

などかな

旬なものも絡めればもっとありますがざっくりこんな感じです。

また身体の湿気を取るためには「じゃがいも」いわゆる新じゃがですね。これも忘れてはいけません。

外食産業の発達でチェーン店が増えあまり季節感のない食事を摂りやすくなった昨今ならではですが

季節に合わせて食事を摂ることはとてもとても重要なことなのです。

なぜならそれは季節へ変化に合わせた身体の変化、準備でもあるからです。

3、夏向けての準備期間

近年猛暑が続きます。

地球温暖化の影響か、日本だけでなく世界中で異常気象が観測されています。

熱中症にご注意くださいと毎日のように報道するニュース。

そりゃ40℃近く記録していたらバタンキューですよ。

そんな我々を助けてくれるのが冷房様です。

冷房の使用は身体によくないですよ~と医療関係者なら言わなければならないのですが、さすがそう言っておれんのが現実だと思います。

冷房がないと命の危険まで行ってしまうこともあるため使用することは否定しません。

ですが良い付き合い方をしなければなりません。

冷房の聞いた空間に居続けると体温調節が自分でコントロールできなくなる。いわゆる冷房病になる恐れがあります。

しかしこの時期から夏バテ、冷房病へ対策できることがあります。

それは・・・

汗をしっかり6月にかいておくことです!

夏になったらいやでも汗かくじゃんと思いますが大切なのは6月に汗をかいておくことなのです。

なぜなら8月にかくの汗は基本質の良い汗ではないからです。

8月の汗はいわゆる体温を外に逃がすために人間が無意識にする生理現象なのです(これを恒常性とよびます)

身体に入ってきた水分を出して、増やして、出して、増やしの繰り返しで体温を下げます。

ですがこれには少しからくりがありまして。

身体に入ってきた水分が身体の臓器や必要なところをめぐる前に汗としてでてしまうのです。

そうなると臓器の機能は低下し、ひどい人だと狭心症や心臓の発作にもつながることもあります。

しかし、この6月から汗をかいておくことにより、水分を身体に浸透しやすいようベースを作ることができます。

こうなると8月の猛暑の中飲む水分のろ過、浸透の質を大変向上することが可能になります。

それにより夏バテや脱水症状などの予防にもつながる。

6月に汗をかいておくことは8月の自分を守ることにもつながるのです!!

私としても6月はジメジメしてあまり好きな季節ではありません。

しかし気持ちまでジメジメしてしまったらマイナスな自分を作ってしまいます。

最後は気持ちなのかもしれませんがポジティブな自分を、活動的な夏を作るのはこの時期しかありません。

みなさまの6月が少しでも快適なものなれれば幸いと思います。

ではまた・・・

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