捻挫を甘く見るな

こんにちわ。ほっぷ鍼灸整体院の吉川です。

まだまだ朝晩の気温が低いですねえ。

私は早くゴルフがしたいのですがこれだけ寒いとやはり1,2月はコースへ行きたくないですね。

新しいスイングを虎視眈々と練習中ですので早く実践でもつかってみたい今日この頃。

そういえば先日患者さんでゴルフ中に捻挫をしたという方がみえました。

その方はたかが捻挫だから特になにもせずコースを回ってきて、帰ってきたら足がパンパンに腫れあがって次の日には動けず。

私は言いました。「捻挫を甘く見てはいけないですよ・・・」と同時に「もうゴルフができなくなるかもしれませんよ!」と注意喚起をしました。

なぜ温厚な?私がこんなに言うのか。

たかが捻挫でしょ?と思う方必見。

吉川の捻挫を甘く見てはいけない講座の始まり始まり!!

1,足の捻挫の予後で人生が変わる

人生が変わる。大げさに聞こえるかもしれません。

しかし本当に人生が変わります。

正確に言うとあなたの足が突然変わるということです。

どうゆうことかご説明しましょう!

結論から言いますと、捻挫は痛い!これは身体だけでなく脳も思ってしまう。ということです。

人間は不思議な生き物である部分が痛いと他の部分がそれを補うように庇います。

足で言うなら足首を捻挫したなら足底筋や足指の筋肉がまず庇う第一陣です。

そこでも体重を支えきれない場合は腓骨筋(ふくらはぎの外側にある筋)と腓腹筋が庇う第二陣。

それでもそれでも困難な場合は膝と腸脛靭帯(太ももの外側にある筋)と大腿四頭筋(太ももの前の筋)が庇う第三陣となります。

それでも・・・とさすがにキリがないのでここまでにしましょう。

と、このように次から次へと身体は庇いあいます。その結果「歩く」ということが多少のイレギュラーがおきても可能なんです。

ですがここで問題なのが、歩けるからいいでしょ?という考え方です。

捻挫した後にしっかりと治療が施されていない場合、あなたの足はあなたの「歩く」ことを庇う悪い癖がついてしまいます。

同時にこれは脳の問題となってしまいます。

癖がついた歩き方を脳が覚えてしまうからです。

極端な例を挙げると悪い癖がついた足は地面との接地面積が変化します。

そうなることで「悪い歩き方」への変化してしまうのです。

この影響は一般的な方にも大きく受けますが、一番怖いのがスポーツをされている方です。

上記の場合の癖は必ずパフォーマンスの低下に繋がります。

何気ないことですが、足はすべてのスポーツの根本となります。

例え上半身しか使わないスポーツ(正直そんなスポーツあるのかなあ・・・)であっても足の影響はパフォーマンスの低下に繋がります。

足を大事にすること。それはスポーツを長く続ける上で非常に重要なことだと頭に入れておいてください。

捻挫を甘く見ていては本当に人生が変わってしまいます。

このブログを見たあなたは絶対にそんなことしないでくださいね!

2、靱帯に異変が起きる

靱帯が伸びるという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

この表現は厳密に言えば違うのですが、的を得たおもしろい表現です。

捻挫をすると靱帯に損傷が起きて正常に関節可動域が出せなくなる。ずばりその通り。

靱帯が伸びるのではなく、靱帯が元に戻らなくなることが正式な表現です。

捻挫したあとは靱帯が損傷し、関節内に内出血を起こし、機能を妨害する。これが一連の捻挫後の流れです。

これを甘く見て放置していると可動域の低下をもたらします。

また靱帯が正常に稼働しないと膝や膝裏、腰痛なども慢性的に、続発的に発症してしまう危険性があります。

捻挫した後はキチンと治療を施す。あのときちゃんとやっておけばよかった・・・と後悔する可能性が本当に高いです。

そんな方が少しでも減ってくれることを切に願っています。

捻挫は甘く見るな。そんな講義を去年あま市でもやらせていただきました。

あなたの今を応援してあげたい。そんな気持ちで私たちも治療していますが、先のことを考えるとどうしても明日の試合はドクターストップ。そんなケースがやはり出てきます。

選手たちも悔しいでしょうが、私たちも悔しいです。

でもこの先これを放置しておくとどうなるか。治療家の方々は知っています。

ですのでちゃんと治療しておきましょう。

それがあなたの未来に繫がるからです。

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