治療とゴルフ(治療家向け)

こんにちわ。最近ゴルフ熱が再燃してまいりました!

というのも友人がゴルフにハマりだしてからぼくも呼ばれるのでそれに便乗してやっちゃう感じなのですがこれまたゴルフって奥が深い・・・

昔スコア80代を出してからへんな満足感からもう数年やってなかったのですが、久々クラブを振ってみると次から次へと課題がみつかり、なんか楽しくなってきました!

久しぶりなのでいろんなゴルフ解説や動画をみました。でも言っていることがみんな違う。

きっと正解がないことがゴルフの魅力なんだとなんとなく理解はしていました。

でもこれって治療という現場でも同じことです

前からなんとなく思ってましたがゴルフと治療ってすごく似ているんです

今回は治療とゴルフの接点をフォーカスしてお届けできればと思います。

①計画性

ゴルフでコースを回ってもただ飛ばすだけではよい成績がでない。自分の力量を測ってここまで飛ばす、そこにボールが行けば次は自分の得意な番手だからグリーンを狙いやすい。と計画性失くしてよいスコアなどでないのです。

治療も一緒です。ただむやみに目の前の痛みを取るのではなく、ビフォー→アフター→フューチャーを考えることが長い目でみて患者さんを救うことになります。

今日は痛みは取れなかったがこれは未来への布石ということがその治療に含まれているかどうかが私の思う良い治療なのです。

②反復性

ゴルフも治療も根本は同じことの繰り返しです。ですがそれをどれだけ意識してやれるか、どれだけ持続してやれるかがとても大切なことなのです。

ゴルフは急にはうまくなりません。かといってむやみに振り続けても意味のある練習とは言えません。治療もいっしょです。

同じことの繰り返しなのですが毎回変化するツボの位置であったり、筋肉、骨格などは前回と比べてどう変化したのか。鍼を刺すとき本当にこのツボでよいのか、を確認しながら意識して行うことが日々の上達につながってくるのです。

それらをいかに根気よくできるか。これはゴルフ、治療のスコアにもとても大きな影響を与えるものになるのです。

③感性

先ほども述べましたが治療にもゴルフにも正解はありません。

ではなにをもって良しとするか

それは自分の感性です。

ゴルフも治療も非常に繊細なもので、ほっんの少しの変化で結果が変わります。

極論で言えば変化しなくても意識ですら変わるのです。

治療家の方々は自分が思ったこと、やったことに対してかならず答えを出してください。

それがイイか悪いはわかりません。でもそこででた結果を受け止めれば財産になります。必ず次につながります。

患者さんにも自分にもレスポンスのない治療こそなにも上達しないですし、意味がないのです。

何度も言います。自分の感覚、感性を大切にしてください。

④引き出しの多さ

ゴルフの上手い人と治療の上手い人ではある共通点があるのです。

それは・・・引き出しの多さです。

ゴルフって打つたびに結果が分かりません。

まさに失敗のスポーツなのです。打つ前から結果を知っていたらそれこそみんなプロになってます。

ですがゴルフの上手い人は失敗を最小限にする引き出しをたくさん持っているのです。

ある日一緒に回ったシングルプレイヤー(ゴルフめっちゃうまい人の意味)が言っていました。「今日はこの打ち方がダメそうだからこっちを意識してやってみるか」

最初なんのこっちゃと思いましたがよくよく聞いてみたら自分で4つのスイングパターンを持っているとのことだったのです。

その日その日の調子で一番感触の良いパターンを使うらしく、逆にそれらの引き出しが多くなってから自ずとシングルになったと聞きました。

私はなるほどとおもいましたね。

これって治療でも同じです。

患者さんは毎回違った身体、違った反応を持っておみえになります。

自分の治療を心がけることも大切なのですが、その日の患者さんに合った方法を模索することがひとつの上達への近道ではないのか。

そう考えてから患者さんと長い付き合いができるようになったのです。

きっとひとつだけでなくいろいろな引き出しを持った治療家でないとダメと確信しました。

今回は治療家へ向けてのお話でした。

こうゆうことを書かせてもらうと私もまだまだ精進しなければと思いますね!!

治療家の方々!お互い高い意識で日々最善の治療を模索していきましょう!!では・・・

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