耳の籠る感覚。原因はなにも入ってない

こんにちわ。ほっぷ鍼灸整体院の吉川です。

気温が上昇してきました。もうすぐ夏です。

その前に私の大嫌いな季節が来ます。

梅雨です。

あのジメジメ感が生理的に無理で除湿をするのですがそれでまた電気代が爆発。。。

我慢して寝ると寝苦しく夜中に目を覚ますこの有様。

季節を楽しもう!と患者さんに偉そうに言ってるのに梅雨だけはどう楽しめばいいのか私は分かりません。

嫌いでも気持ちで負けないようにはしますけどね!!なんとか今年も乗り切ろうと頑張ります!

今回は先日ご相談いただいた内容のブログです。

私の文章力の問題でちょっと難しい内容かもしれません。予めご了承ください。

ちょうどGW中だったかな?私のスマホに一通のご相談が。

数か月前に耳が籠った非常に不快な感覚に襲われ、過去に2件の耳鼻科に通院しましたが納得の得られる診断はもらえず、難しい名前の病名を言われて一生このままかという絶望の真っ只中に当院を検索していただきご相談を受けました。

いくつかメールのやり取りをしていく中でとても丁寧に詳しく症状をお伝えしていただきました。

現在はほかの整体で気?背骨?を整える治療に落ち着いてみえるようです。が必ず施術後に反動があり身体全体がとても重く、憂鬱な気持ちになるので転院を考えられたようです。

そして実際に診察したところ。すぐにとても大事なことに気づきました。

「・・・なにもはいってないじゃん・・・」

入ってないとは身体の中に必要な血、水分、エネルギーのことです。

仕事のタイムスケジュールと私生活の食事、一日の水分量、食べる時間など詳しくお聞きしました。

詳細は言えませんが、まあバラバラでございました(・h・)

私の考える施術とは基本は身体の中に動きを与えること。鍼灸は特に血や水を動かすことに優れていると考えています。

しかし入ってないものは動きません。←これ大事

それを無理に動かそうとすると身体の中がオーバーワークになってだるくなったり、倦怠感を作るのです。この方がまさにそれでした。

またこのような体質の方の特徴はマッサージが好きで特に強揉みを希望されることが多いです。(強揉みが好きな方は大半が血虚)

案の定マッサージに行かないと自分が死んでしまうというくらいマッサージが好きでとんでもなく強く揉まれていました。

この方は大変素直にお話を聞いてくれてマッサージと決別し、食生活や水分を重視して身体の中から変化を出すことを決意してくれました。

ちなみに当初のご相談である耳が籠る不快な感覚とは現時点で於血と津液不足と判断しました。

要は水の代謝が悪すぎ、身体に入ってくる水がそもそも皆無だということ。

耳は水の影響を大きく受けるのでここの代謝量と摂取量が大変肝になってきます。

そのことをお伝えし、日常生活から変化を出そうと考え、必要なものが入ってから本質的な施術になるためまずはしっかり食べて飲んでもらいました。

もともと徹底的にやれる性格のようでまずは1~2週間は徹底して食事量と水分量を入れ、その後経過の確認。

また急に食べものが入ってくるため各臓器のキャパオーバーの確認と流れを確認。

すると一週目はほとんど変化出ませんでしたが、二週目あたりから実感が出てきたようで「先生!耳の籠る感じが少なくなりました!」と言っていただけました。

しかし私が調子に乗ってこれなら身体の中で動きを出せる!と息まいて施術の強度を少し上げたらちゃんとだるくなってしまったのでまだまだ必要量に足りてないようですね。(すみませんでした。。。)

また治療過程の最中に帯状疱疹を患っていました。

耳の籠りのストレスがよほど大きかったのでしょうね。ただ逆を言えば耳以外に意識が集中してきている良い傾向でもあります。

現在3~4週目ですが順調に経過を辿ってきていると私も実感しております。

なによりご本人が私のいうことに耳を傾けて真剣に聞いてくださったので素早い処置が加納でした。感謝です。

良い治療とは私一人でできるものでなく、患者さんとともに創っていくもの。

まだまだトライアンドエラーの繰り返しですが少しづつ前進してきましょう!私も心の底から応援しております!

ではまた!

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