台風も直撃し慌ただしい10月をどうお過ごしでしょうか?
今回の台風被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
我が家も年に一度の大イベント運動会も小雨降る中なんとか終了。頑張るわが子を眼福とし更に仕事に勤しんでいきたいと思わせて頂く10月となっています。
また今年は長年我が家のクリスマスを盛り上げてくれた美和文化の社にて開催されています。あま市イルミネーションの企スポンサーとなることに成功しました。
開業前から家族で毎年参加させていただいており、お世話になっているこの事業に携わることは私の一つの目標でした。
なんと無料でここまで素晴らしいイルミネーションを拝見させていただいておりまして、いつか自分の店もこの事業に貢献出来たらと常々思っておりました。
今年は患者さんにイルミネーションと所縁がある方を通じて紹介していただきました。
私の目標がひとつ叶うことができそうです。謹んでお礼申し上げます。
さて今回は「良い」ということも私の治療であることをみなさまにお伝えすべくブログを挙げたいと思います。
みなさん病院て悪い所を調べに行くところだと思っていませんか?
もちろん不調を訴えていくところですから仕方ない所ではあるんですが、、、
ですが自分で不調を訴えるところが良いよ。と言われて安心される方も大勢おられます。
悪い所ばかりが目に付いてしまう昨今の治療院や病院ではあまりない光景かもしれかもしれません。
もちろん聞かれたら答えるのですが悪いとは言いません。場合のよっては患者さんに向き合わなければいけない事実もお話しすることもあります。
しかし私は治療においていい所は良いと言い。悪なと感じた所は申し出がなければ黙っています。
私は治療院とはお帰りの際に笑顔で帰って頂くところ
だと理解しております。
あなたがもし悪いと感じているところを私も悪いと言ったらあなたはどう思いますか?
そんなことは知っている。と思う方もいればやっぱり・・・と思い方も。
私たち治療家の一言は患者さんの傷口に塩を塗ることになる可能性を秘めています。
患者さんの精神状態を把握せずに身勝手なことを言ってしまうだけでも症状は悪化してしまうものなんです。
ですから私はなるべく悪いと言わない治療院を掲げています。
なぜなるべくなのか
先にも言ったように事実を言わなければならない場合があるからです。
その人の生活習慣や規則性をただすこともまた治療です。
ですので言いたくはありませんが仕方がない状況は存在します。
その逆もまた然り。
患者さん自身が悪いと思っていたところを良いと言う治療は確実に存在します。
先日も自律神経がぐちゃぐちゃだとほかの治療院で言われてこちらの鍼灸で調節しようとし初めて来院された患者さんがいました。
しかし筋肉の緊張、脈の連動性と弾力性、内臓神経の流通、迷走神経の流れなど様々な検査を実施しましたところ、多少は虚弱になっている部分は見つかりましたがぐちゃぐちゃでは到底違いました。
そのことを患者さんにお伝えしました。
すると安堵したのかホッとしたお顔でとても良い笑顔を拝見させていただきました。
詳しく聞いたところ自分では自律神経が悪いと思い当たる部分がなく、ほかの院で言われてからひどく気にされていたそうです。(そこの先生は患者さんの心に土足で入ってくるような人でこれは・・・と思い転院を決意されたそうです)
その先生はあなたのお身体をしっかり検査なり、把握されていたのですか?とお聞きしたところ
とくに体に障ることなく、瞳孔が開いているという理由だけで自律神経の問題だと言われたようです。
そのあと治療は長期にわたりますので回数券をすぐ買ってください!などのセールスが始まり、ドンドン不信感を募らせていたという経緯がありました。
私は同じ治療家として非常に不安に感じました。
我々は少なからずも先生と呼ばれる立場の人間。その人間の身勝手な商売的な発言でどれほどの人が苦痛に思わされているかと感じてしまいました。
もちろん私たちも患者さんからお金を受け取り飯を食っていく必要はあります。
ですがお金を稼ぐ目的で人を傷つけていいわけではありません。
その人の身体に危機感を持たせて商売をしようとしたのでしょうか。あまりにも身勝手な一言だと不安に思ってしまいました。
話を戻します。
実際少し虚弱になっているところがありましたので、その患者さんの治療は背部兪穴の兪穴法と頸部の神経調節に手を加えて終了。
もう大丈夫ですよ。と伝えて次回の予約は身体に異変を感じたらお電話くださいと伝えてご帰宅されました。
そして次の週にその患者さんから新しい患者さんを紹介していただきました。
なんでもいい所は良いと言ってくれる院だとご紹介して頂いたそうです。
こうやって縁を繋いでいくことが私の本望であり、しっかりとした縁結びとなっていくんだと改めて実感させていただきました。
今回の件は我々の一言の重みを再確認させて頂く機会となりました。
その一言で治療の良しあしも決めますし、変化ももたらせます。
先述しましたが私の治療は悪いことをなるべく言わないことを掲げています。
これが良いかどうかはわかりません。ですが私の一言で救われる患者さん、笑顔になってくださる患者さんがいることは事実です。
そうした患者さんを一人でもご縁があることを心より願っております。
ではまた・・・