3つの約束

こんにちわ。ほっぷ鍼灸整体院の吉川です。

早い物でもう6月ですね。

緊急事態宣言のおかげで大変暇な5月でした(笑)

6月はすこしでも前向きな生活ができるといいなと思っています。

さて今回のブログは情報でもお役立ち情報でもありません。

完全に私の個人的なブログです。

私はこの仕事につくとき3つの約束をしました。

誰にでもなく自分自身にです。

①奢らない
②蓄えない
③声なき声を聞く

①の奢らないは、私の師匠に言われた言葉です。

「その人の不調が良くなってもお前のおかげにするな。それはその人の努力あってのことだから。お前はその手伝いをさせてもらっただけに過ぎないのだよ」

今でも私の脳裏には常にこの言葉が横切ります。

調子に乗りやすい私の性格を加味してのことなのでしょうが、とても大切な言葉を頂いたと思っています。

②の蓄えないは、例えば自分が得た知識を自分だけのものにするな。ということ。

もしその知識を欲しがる人がいたら躊躇なく共有しなさいということです。

私がみてきた治療家の先生でとても腕のいい人がいるのですが、その人がいった言葉が「この患者を治そうと思えばいつでも治せる。でもすぐに治ってしまったらもう来なくなってしまう。だから手を抜いて治療している」と言っていた先生がいました。

いわばエゴなのでしょうが、それでも患者さんの為にも自分自身の為にもなりません。

蓄えないとは言い方が難しいですが、自分だけが得をしないという意味なのです。

③の声なき声を聞くというのは私の治療でももっとも意識することです。

分かりやすく言うと腰が痛いと言ってきても腰だけの声を聞くなという意味です。

もちろん腰の声にも耳を傾けるのですが本当に耳を傾けなければならないのはどこか?

それを見つけ判断することが私の大切な仕事です。

患者さんは基本痛い所のお話しかしません。これはしょうがないのですが、そこから自分がどこまで患者さんの身体を想像できるか。

どんな仕事をしてどんな姿勢が多いのか、どんな性格でどんな休日を送っているのか。

など自分の頭でイメージしてどこで障害をつくっているかなど提案や疑問を持つことが声なき声を聞くということと思っています。

ほっぷが開院してもうすぐ3年です。

これからも私はこの3つの約束を自分に言い聞かせます。

今来てくださっている方々を大切にし、もっといろんな症状、患者さんとの出会いを経験していきたいです。

これからもほっぷは輝いていきます!

ではまた!

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