こんにちわ!ほっぷ鍼灸整体院の吉川です。
冬らしく爆弾低気圧と呼ばれる寒波がバッチリ到来しております今日この頃。
世間では二回目の緊急事態宣言が発令されて世の中がひっくり返っております。
何が正しくて何がいけないのかが分からない。そして出た答えだけに文句を言っている群衆、評論家。みなさん先々不安なのは分かりますが、落ち着きましょう。
この時代でやれることを見つけ、着々とこなしていく。虎視眈々とやっていくしかありません。
みなさんは世間に流されないよう、自分をしっかりと見て、このご時世を駆け抜けてやりましょう!
今回はユーチューバーみたいな企画です。
2020年のご相談いただいたお悩みを多い順に発表したいと思います。
正直誰も得しない企画ですが、こんな悩みが多いんだ程度に見ていただけるとありがたいです(笑)
ネ、ネタ切れじゃないですからね!!!
では前半戦の第6位から見ていきましょう
第6位 肋間神経痛
自分もこの企画をやろうとカルテを見直していて意外でしたが、結構多かったのがこの肋間神経痛。
肋間神経痛と言っても帯状疱疹や骨折の後遺症でのご相談が多かったイメージです。
ずっと肺を針で刺されるようなチクチクとした痛みや、皮膚がジンジンするような痛み、呼吸するだけでも痛く咳をすると壊滅的に痛みが出る方と症状は様々でした。
私もなったことありませんから偉そうに言えませんが、呼吸するだけでも痛いなんて地獄ですよね・・・
実際その方の顔色はとても優れないものでした。。
でもなんとか元の身体に戻せる結果となり一安心!
でもみなさん・・・もっと早めに診せていただけるとうれしいです涙
第5位 頭痛、めまい(耳鳴り)
これは同率と言っても過言在りませんが、第5位ランクインの頭痛とめまいです。
特に去年は自宅ワークやパソコン仕事が増えた方が多かったのか、眼精疲労からの頭痛が大変多かったイメージです。
それに伴って頚肩部や背中の緊張を強く訴える方も多くご相談を受けました。
また通勤が減ったり、自宅にいることが多いからか、運動不足が顕著にみられる結果、頭痛や肩こりを訴えるパターンがほとんどでしたね。
それに伴って多かったのが、めまいと耳鳴りです。
これも去年の運動不足がたかってか非常に良くご相談を受けました。
なんで運動不足でめまい、耳鳴り?
それは身体の水分移動と代謝が不安定になったからです。
めまい、耳鳴りは東洋医学では腎を重要視します。
その腎は水分を肺と連携して身体の中を巡らす役割を持ちます。ここが鍼灸治療でのポイントとなります。
実際、耳鳴りとめまいの治療には水分をどのタイミングで摂取しているか、どんな水分を飲んでいるかなど詳しく問診します。
またストレスなども原因の一つとも考えられますが、まずは水をどう動かすかを重要視するのが私の治療です。
でもこのめまい、耳鳴り。大変苦痛です。
私もご相談者さんのお話を聞くと胸が痛くなります・・・
私が絶対に世の中から減らしてあげたい症例の一つです!!
第4位 坐骨神経痛
これも多かった・・・坐骨神経痛が第4位です。
車通勤が増え電車を活用する方が減った為か、トラックや配送関係の仕事が増えた為か、自宅で座っている時間が増えたのか様々な理由が挙げられます。
意外だったのが若年層に多かったことです。
近年の運動不足時代を象徴するかの様な筋力不足も原因かとも思いましたが、大学のリモート授業や入社してから数年後に発症した20代~30歳のケースが見られました。
またおもしろいことに皆さん坐骨神経痛って聞くと体重が重いなども原因か?と思う方もいらっしゃることかと思います。
しかし去年来られた方はほぼほぼ全員やせ型でした。
たしかに重量があれば坐骨への負担も増えるため要因としては考えられます。しかし去年のデータではやせ型の方がほとんどでした。
これはなにを意味しているかというと・・・
寝不足と栄養不足もしくは食生活の偏りです。
本来坐骨神経というのは座った際に刺激され一日生きているうえで使わないなんてことは絶対あり得ないものです。
その神経に痛みが出てくる。それは再生力の問題でもあるのです。
人間はほとんどが寝ているときに筋肉や神経の修復を行います。しかしその睡眠の質の低下や睡眠量の絶対数の不足。これらも極めてかかわりの深いのです。
昨今のネット社会や携帯電話の進化に伴った睡眠不足はこういったところにも影響を与えていると私は考察しています。
また若年層でいえるのが食生活の偏りです。
実家通いの大学生ならまだ親御さんのもとで栄養管理をしてもらえるかもしれませんが、一人暮らしや新卒でアパート暮らしともなると食生活に異常が起きて当然です。
そうなると栄養の代謝に異変が起き治せるものも治せなくなるこんな悪循環も、坐骨神経痛が若年層に増えたと私は考えています。
やせ型で坐骨神経痛になってしまった方は、坐骨ではなく生活習慣にバランスを崩している要因があった。そんな症例が多い去年でした。
さて、前半の4~6位を発表しました。
次回はいよいよトップ3の発表です!
お楽しみ?に!!(笑)