こんにちわ!
去年の12月があったかすぎたのか1月に入り寒い日が続きますがみなさんお身体崩されていないでしょうか?
我が家は年明け早々に離脱者が続出しておりますが私はなんとか難を逃れております・・・
正月に悲劇が起きなくてよかったと思いますが中々苦難の平成最後の幕開けとなりました(笑)
さて今回はアトピーについてです。
アトピーの詳しい症状はほかでいくらでも検索できますので今回は私の思うことをずらずらと書きたいと思います。
私はアトピー持ちではないのですが昔の同僚がアトピーで大変な思いをしていたのを目の当たりにしておりました。
我々の仕事は手を使う仕事です。彼はアトピーのせいで特に冬場は手が荒れて患者さんから「大丈夫?」と逆に心配されることを一つのコンプレックスだと語っていました
また全身のかゆみから中々寝れない、途中で起きる、イライラするなどの症状も話に聞いていました。
たしかに全身のかゆみ、手が荒れて水を触ることが怖いなど非常にお辛い症状ですよね
そんな彼の結婚記念には超優秀自動掃除機ルンバ(至って普通のルンバ)を送りました。
なぜルンバを送ったか・・・
それは彼をアトピーから少しでも救ってあげたかったからです
アトピーを調べるにつれて一つ分かったことがホコリが症状を悪化させてしまうということがわかりました。
でも彼も日中は仕事でほとんど家に帰ることはできません。
ではいつホコリと接触するか・・・
それは・・・
ズバリ!寝ているときです!
彼のベッドは幸い足のあるベッドでしてそれを聞いてルンバに決定しました
ベッドの下のほこりって言わずともですがなかなかすごいです
寝ている最中に下からのホコリが体に沈着してかゆみを引き起こす原因となり不眠、快眠の妨げとなります。
普段からきれいにしていればいいのですが彼は当時男一人暮らし、日中はほとんど仕事でいないためご想像の通りそこを掃除することはほとんどなかったのです。
ルンバをプレゼントした後、彼から電話が入りました
「吉川さん!アトピーが軽減されましたよ!かなり気に入っていて名前をジュニアにしました!」
よくわからないことを途中言っていたのですが私はニヤリ(^.^)
アトピー治療に対しての考え方
さてここからは私自身のアトピーの治療に対しての考え方です。
アトピーとは東洋医学の観点では停滞したものが留まりそれが老廃物になり皮膚を悪化させてしまう。それが私のアトピーの基本的な考え方です。
他にも自律神経、内臓が絡んでくるのですが根本は「停滞」だと思っています
ではその停滞というものを詳しく見ていきましょう
東洋医学の考え方には気、血、水というものがあります
これらを潤滑に途切れることなく身体へ供給し続けるために臓腑が存在します。
例えば
肝→「血」を蓄える、「血」の消毒作用など
心→ポンプ作用で全身に「血」を送り流す
脾→食べ物(正確には水穀の精微)に含まれる水分を分解し、「水」として肺や腎に運ぶ
肺→新しい大気を取り入れ、汚れた「気」を排出するなど
腎→「水」分代謝、調節を司る。また「水」の排泄を催す
とすべての臓器は気、血、水に関与しているのです。
アトピー体質の方は全体的に3つ全てが停滞することもあるのですが、この中でも特に血、水の停滞というものが私の中では顕著なのです。
うちにきている患者さんの中には昔他の鍼医者に「水毒」と言われた方もいます(私は水毒までは行っていないと思っていますが)
ですが水の代謝が悪いことには変わりありません。
血は溜まっていくと?血(おけつ)となり血の汚れが停滞する状態を作ります
よく舌の裏の筋に紫のような線が入っていることで鑑別されるのが有名ですね
では私がどうやってこの水と血の停滞を改善するか
それは・・・
脳脊髄液の動きを出すこと!
この話に至る前に少し解説を加えます
そもそも脳脊髄液ってなに?
大腿の方はこんな反応でしょう
これは読んで字のごとく脳と脊髄を流れる液です(略して髄液とも呼称)
簡単に説明しますと
主として脳の脈絡叢で作られ脳室、くも膜を満たし、脳脊髄や中枢神経を衝撃から守る。また中枢神経の老廃物を除去し、最終的には脊柱管からリンパへと流れることが役割となっています。
リンパへも影響をあたえるほど代謝と非常に密な関係なのです。
補足ですが脳脊髄液が脊髄への注射などにより漏れてしまうこと、またはむち打ちなどから脳脊髄液減少症、また脳脊髄液が正常に運搬できなくなり脳に溜まってしまうことを水頭症(主にヘルニアや脊髄腫瘍などにより)などの症状も引き起こします。
話を戻します。
私はこの液は体の中の気、血、水の代謝ととても深いかかわりがあると考えています。
脊髄液の流れをより潤滑にすることが先に述べた停滞を防止する鍵となるのです。
これらを鍼灸と頭蓋の手技により円滑に機能させることがアトピー体質の改善を施します。
あくまで体質の改善ですので時間はかかります。また個人差も存在します。
ですが確実にあなたのアトピーについて手を施せます。
皮膚科の薬を使いたくない、使っても効果が出てこない、アトピーがひどすぎてこれ以上手の打ちようがない・・・
そんな方々が当院にはいらっしゃいます。
もしあなた、もしくは周りでお悩みの方。一度是非ご相談ください。
ではまた・・・